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脂質異常症(高脂血症)の敵とは?脂肪の種類と、その傾向と対策

脂質異常症(高脂血症)の敵と言えば「脂肪」ですよね。一口に脂肪と言っても、色々あって、「皮下脂肪」、「内臓脂肪」などがあり、それらを総称して「中性脂肪」と言います。ダイエットではこの「中性脂肪」を燃焼して減らすことを目的としますが、脂肪にも役割があり、ただただ減らせばいいと、目の敵にしてもいられないのです。そこで、それぞれの脂肪の役割と、その効率的な落とし方について調べてみました。

<皮下脂肪とは>
皮下脂肪と言うのは、文字通り「皮膚の下」に溜まる脂肪の事です。主な役割としては、何かにぶつかったときに衝撃を吸収するクッション的なものや、寒い時などの体温の維持。また、生命を維持するための備蓄エネルギーとしても利用されます。男性よりも女性に付きやすいと言われています。因みにおっぱいもこの皮下脂肪でできています。内臓脂肪に比べると、生活習慣病のリスクは少ないですが、燃焼しにくく、外見に反映されやすい特徴もあります。

<内臓脂肪とは>
内臓脂肪と言うのは、内臓の周囲に付く脂肪を指します。皮下脂肪に比べ、付きやすく、落としやすいのが特徴です。また、メタボなど「生活習慣病」のリスクも高まります。よくダイエットで落とす対象となるものですね。しかし、これにも役割があり、内臓を正しい位置に整えたり、外部からの内臓への衝撃を緩和したりする効果があります。男性や、閉経した女性などに多く、昔は運動していたけど、今はしていないなどと言う人にもよく見られるそうです。

<中性脂肪とは>
中性脂肪は皮下脂肪、内臓脂肪の総称で、また、体脂肪の元となる物です。また、コレステロールとも似ているとされます。体脂肪は体全体に付いた脂肪を、中性脂肪はお腹などに付いた贅肉を指すことが多いようです。コレステロールは消費するものではなく、体内の組織を作るのに使われます。中性脂肪が増えすぎると、肝臓などに溜まり、脂肪肝などを引き起こす可能性も出てきます。更に進んで、肝硬変や、脳梗塞などになる可能性もあるので注意が必要です。

<脂肪を燃焼させるには>
脂肪を燃焼させるには、有酸素運動が効果的だと言われています。より効果を上げたいのならば、無酸素運動と組み合わせると良いそうです。例えば筋トレしてから、ジョギングをする、と言った感じですね。簡単にできる有酸素運動だとウォーキングがあります。脂肪の燃焼には時間がかかるので、30分程度は続けて歩かないと、効果は得られません。また、即効性もありませんので、2~3日歩いたからと言って何かが変わることもないでしょう。「体重60kgの人が普通の速度で30分歩くと、100kal」を消化できて、体重を1kg落とすには7000kalも消化する必要があるそうです。毎日歩いて、一ヶ月でやっと1kg落ちるかどうかぐらいですね。ただ、体重の変動だけでは正確なものはわかりませんので、定期的に血液検査で中性脂肪値を計りながら行うとより効果的でしょう。

ダイエットはある程度目的によってやることが変わります。見た目が痩せて見えるといいならば、筋肉を付け、贅肉を抑え込むこともできます。体重を減らしたいならば、食事制限などの手もあります。しかし、食事制限をすると、筋肉が落ち、逆に痩せにくい体質になりますし、筋肉を付けすぎると、脂肪を燃焼しやすくなりますが、筋肉太りで体重は増えるかもしれません。適度に筋肉を付けて、必要な脂肪を残すのが、一番体には良さそうです。体重や、見た目の変化だけではなく、血液検査などでしっかりとケアしながらボディケアしていきたいですよね。