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血管造血という真実を知りましょう

血管造血という言葉を聞いたことがある人は僅かでしょう。もし既に馴染みがある、という場合は、おそらく自然医学分野にまたは現代医学の裏側についてかなりの興味関心をお持ちの生活を送られている方であるはずです。それもそのはず、これからお話しする血管造血という事実は、現代の社会、とりわけ医学会の表舞台からはある意味で抹殺されていると言えるからです。

人体の血球細胞

そもそも、人体の血球細胞は26兆個あると言われています。この血球細胞(血)は、元をたどれば私たちが口にする食事(栄養)をもとにして作られます。学校教育を初めとして現代医学の定説とされている考え方では、骨髄で血が作られるという「骨髄造血説」です。当たり前にこのことを真実として捉えている方がほとんどでしょう。しかし、ある事実を突きつけられたときに、この既成事実と思われている考え方に疑問が生じます。それは、両手両足を失い、つまりは人体の全骨髄組織の90%以上を失っている方を対象とした調査で、まったくの貧血が認められなかったのです。もし骨髄造血が正しければ、極度の貧血状態にあるはずなのに、不思議です。

これに対して、全く別の考え方を示した研究者および医師がありました。前者は、腸造血説である千島学説を唱えた千島喜久男博士、後者は国会証言も行った森下敬一医師です。つまり、血球細胞は骨髄ではなく腸内で作られると考えたのでした。
具体的には、動物の場合で体が存在しているということは、骨や内蔵や皮膚などを構成する対細胞があり、生きていくための食物を取り入れ処理するための消火器があります。それらを有機的につなげて栄養を補給して全身の生命活動が営まれるようにしているのが血球つまり血液です。血液が存在しているということは、当然体内のどこかで作られているはずです。この造血器官は、食物を取り入れて体を作る、という順序を考えると消火器しかないと考えられるのです。

例えば、オタマジャクシの場合でも、血液を持っていますが、骨はありません。生物の歴史から見てみると、骨という器官が現れるのはかなり高等な動物、つまり魚類あたりになってからなのです。ですから、骨のない動物に血液が流れているという事実を脇に寄せて、骨で血液が作られているというように考えるのには無理があるわけです。

腸内には栄養も水分も酵素も十分にあり、逆にそれらが乏しい骨で血液を作るほうが、生物学的にもとても利にかなっていると考えるのは自然のことです。そもそも、1925年にアメリカで行われた実験で、10日前後食物を与えなかった動物の骨髄を開くと血が存在する、という結果が得られており、これが現在の骨髄造血の定説へとつながっています。しかし、骨髄にとどまらず、皮下脂肪からも、筋肉からも、肝臓からも、そのような絶食により赤血球の生成が行われるのであり、たまたまこの骨髄脂肪から赤血球への逆戻り現象が観察されて、これこそ生理的な造血現象に違いないと思い込まれたに過ぎないのです。

まとめ

まとめましょう。体細胞は血球細胞となり、栄養となるのです。これは、遭難者が食物を摂取せずにいると体重減少とともに自らの体細胞を栄養に変えて生命を維持しているということからもうなずけます。毎日の食べ物が直接血液になっているのです。この観点に立ってこそ、血液と食事の正しい関係を理解することができます。国際医療システムと、情報発信体制の中で一般市民の知るところとなることの難しいこの腸管造血について、ぜひご関心を持たれた方は、千島喜久男氏の著作、森下敬一氏の著作、あるいはジャーナリスト船瀬俊介氏の著作を手にされることをおすすめいたします。

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